湯島の夜/湯島本店 Night Of Yushima -6ページ目

angela / Shangri-La

湯島の夜/湯島本店  Night Of Yushima


angelaという方(二人ユニット?よくわかんねえな)の「シャングリラ」という曲で、「蒼穹のファフナー」ってアニメの曲だという。パチンコのテレビCMでしつこく流れていたので、始めは不快に思っていたのだが、よく聴くとなんて歌っているのかわからないので気になって仕方がなくなって・・・それにウホウホウホ・・・とかヨーデルみたいな“妙な歌唱法”が耳に残るんだけど・・・なんて我慢できなくなってネットで調べたら・・・この人たちのyou tubeのプロモ画像?なるものまで見れて・・・ま、全体構成がよくわかってくると・・・やっぱりその歌唱法に「これまで聴いたことがない」つう涙が出た。


で、一番嫌いなことなんだけど・・・「ま、時代だからしかたねえか」とか呟きながらネットでこの1曲のみ購入して聴いてみたら・・・やっぱり凄いんだなこれが。


冒頭の“~さよなら青き日々よぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぉウィ”というので一発やられて、正統な歌唱法でサビで「ウヒウヒウヒ・・・ヨホヨホヨホ・・・」ってヨーデル歌唱法というのか民謡っぽくもあるし・・・その歌い方と声で、アゲイン再び二発も三発もやられちまった(笑)。


で・・・閉めも「ヨォイ」とかって歌ってさ、なんだか投げやりで無責任っぽくてなかなか良い。アコギのアンサンブルもよい。


凄いな。アルバムもこの調子ならば買ってみたい・・・そう思わせる曲と歌唱法なのであった。


PS.


ついでに・・・調べたら・・・2000年から活動を始めている岡山出身のアツコとカツという古いユニットのようだ。このブログを始めたのが2004年、本当においらは何をやってたんだろう? 少ししか音楽鑑賞をしていないではないか。アニメオタクだけにこんな珍しい歌唱法の姉ちゃん独り占めさせていてはいけないではないか? 


プログレオールディズとなったフォーカスの“ヨーデル歌唱法”も当時は斬新でしたでしょうが、このAngelaの歌唱法は、あまり真似できない息を抜いた発声とリズム感が必要とみた。真似して歌ってみたら歌えなかった。アニメだけやってないで・・・そうだ、静岡の美狂乱のヴォーカルとなればよいではないか。あるいはポチャカルティ・マルコ・・・やれやれ! 使ってやれっ!んで、マイナーでもいいからプログレロック活動しておくれよ。

SIGH サイ/ハングマンズ・ヒムー音楽による葬式

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[TKCS-85166]サウンド・ホリック

 うーん凄いね。帯見ると日本製ブラック/スラッシュメタルの先駆者とある。amazonでジャケット買いしたのが今日届いたん好けど、これってもう7thアルバムだって。ったく、俺は今まで音楽CD沢山買って、それを全部売っぱらっちまってさ...一体なにを学習してきたのかね? こんなバンドじぇんじぇん知らなかったものね。

 で、早速聴いてみると、畳み掛けるような濁声に不快感を表明しながらも、あまりにも音楽的に素晴らしいのでセンズリこきたくなっちゃった訳よ。川嶋未来さんのライナーを読んで感動した。以下飲尿(引用)。

 “それにしても世の中はいつからおかしくなってしまったのだろう。セレブの豪邸訪問なんていう下らないテレビ番組が連日放送され、金を儲けることだけが唯一の成功であるかのように刷り込まれる(中略)すべては人間共の物欲を刺激し、労働に駆り立て、ガッポリ税金を納めさせようとしている奴らのシナリオなのではないのか”

 これ以降も引き続いてこれは名文である。名ライナーノーツである。川島様 マンセイ!!!

 SIGHがアメリカのThe End Recordsに移籍後の1作目であると言う。メタルの醜とクラッシックの醜が融合という感じである。と川嶋さんが書いていらっしゃるが、まったくその通りだと思う。俺の一番嫌いな濁声ヴォーカルとクラシカルなBGMがなんだか知らないけど変に融合したような音で、濁声ロックの中では大好きだなと言わざるをえない。まったく凄い。でもこれが浜田麻里あたりがきっちりとうたった方が俺は好きだけどね(笑)。

 ひずむギター和音と地鳴りのようなベースにドラムのリズムが合体して、さらにクラシカルなシンフォニックがかぶさって、切り裂くようなリードギターのアドリブという...隙のない音像...いいねえ。久々に感動したねえ。日本人も捨てたもんじゃないね。やっぱし。

 それに歌詞がいい。みなパターンが決まった様に同じような歌詞だが、こういう音に合致した恐ろしく、美しくもある詩であり、毛唐にはこの種の総合芸術作品は作れないだろうなあと思う。日本人(純粋な日本人なんていないけど)であるからこそ完成した作品であると思う。

 オペラチックな9曲目の「サルヴェイション・イン・フレイム」が好きだなあ。

 さらに第一幕、第二幕、第三幕と構成してきたプログレッシブさ(こういうクラシカルな構成がプログレだとは言っていないすよ)も好きだね。

 メンバーは誰だか知らない。字が小さいから読めないし(笑)。

浜田麻里25周年記念ライブ


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写真クリックしてamazonに行って麻里ちゃんのDVDを予約するのだ!!!


 浜田麻里様 25周年記念であるという・・・。昨年12月に行われたライブの模様をBSフジで放送していたので見ちゃった。思えば、当時、同棲していた従妹と一緒に日比谷野音のライブを見に行ったっけ。あんときは一番前の席でさ、火薬がドカーーーーーンって凄く熱かったのを覚えている。


 二子玉川のレコード屋でバイトしているときに貰った見本盤が浜田麻里さんの歌を知るきっかけだったが、当時のジャケットデザインは最悪で、その後、何番目だったか忘れたけど生頼さんのイラストのジャケットが一番良かった。


 当時は北島健二さんやらマライヤやらタイガー大越さんやらなんだかハードロックなのかニューウェーブなのかプログレなのか雑多な音が、ある種のブームのように続々とリリースされていた。その中でも麻里ちゃんはなかなかよかった。で、5枚目までのアルバムを買ったが、その後、従妹に捨てられてからは聴かなくなっていた。というか麻里ちゃん・・・まだ活動しているのを知らなかった。とうの昔にやめていたと思いこんでいた。


 昨年10月には紙ジャケ盤も発売されていると言う。うーん・・・。


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全然変わらない麻里ちゃん。少し体型が・・・(笑)


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相変わらず美しい声を聞かせる麻里ちゃんの妹さん。まだやってるんだね。しかし・・・凄く透明で美しい声。音にも狂いがない・・・最高。こちらは体型変化はない(笑)


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会場はオヤジたちが総立ちで乗りまくりです・・・

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この人のギターがなかなかいいですな

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ツインリードでこちらの方もすばらしかった。キーボードは2人いますね


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ベースも・・・すばらしい

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若者?のドラム・・・男のくせになんかエロかったな・・・って俺って馬鹿。若く見えるけど44マグナムの人じゃねえか。つっても当時は44マグナムなんか聴いたことがないから知らなかった。すんませんね。

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会場にはオヤジばかり・・・。そりゃそうだろうな。俺は25周年と言うことは皆50歳近いか越えてるオヤジばかりって事だな・・・熱いライブでしたよ。


この模様をおさめたDVDは4月15日に発売。おいおい・・・イングヴェイとパープルの日じゃねえかよ!!!