湯島の夜/湯島本店 Night Of Yushima -176ページ目

ウェンディ&ボニー

これは最近、秋葉原の石丸電気ソフト館でジャケットを見て衝動購入しました。
写真のウェンディ・フラワーとボニー・フラワー姉妹のツインボーカルに、ラリー・カールトン等(あとは知らない)ニューヨークの一流ジャズ屋さんたちがバックを固める「Genesis」というアルバムです。
彼女たちのたった1枚のアルバムらしいです。
1969年にリリースされたもので、今回はめでたく紙ジャケで復刻されました。冒頭の曲からいきなりやられちゃいますよ。ほんで、この曲の最後はプログレっぽく???終わる。んんんん、かっこいい!
彼女たちは当時、17歳と13歳だったそうです。この後のふたりの消息は不明とのこと。
最近は、さっきのポーキュパインツリーとこれとクヴェン・ステファニーのソロアルバムとビートルズのマジカル・ミステリー・ツアーの4枚。
なんで今頃ビートルズかって?僕はビートルズとかストーンズとかってメジャーなものって聴かないんですよ。
誰でも聴くものは恥ずかしくて聴けない。
そういうのは大抵、人づてに聴かれているだけで、自分で発見したものではないからです。
いくら良くても、そんなものはマイナーなものを制覇してからでも遅くないって考え方。
マジカル・ミステリー・ツアーは、この間、ロシア盤の紙ジャケがディスクユニオンにあったから、買ってみただけ。でも有名な曲が入ってるし、悔しいけどこりゃいいね。
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドとレット・イット・ビーなんかも同時発売されてたけど、やっぱ、音はいいけど、メジャーなものに金出す気しないな。
僕が聞くのは、もっと年取ってからでもいいや。そのうち死んでも「あ、ビートルズやストーンズ聴いときゃよかった」なんて後悔することも絶対ないだろうしね。

スロッビングリッスル

彼らの音楽は僕の大好物です。一番好きなんじゃないかな?最近は再結成の動きもあるようですし、このバンドの頭目がピンで活動し始めました。そのうちに新譜を紹介しましょうね。その頭目、ジェネシス・P・オーリッジてのが黒魔術ってか秘密結社ってか、そんなの組織してたりしてお馬鹿で好きなんですが、僕の好きなのはコージー・ファンニ・テュウティって紅一点。元ヌードモデルで、新宿時代に読んでいたフールズメイト(今のとは全然違う)の彼女のヌード写真を見て、やられちまいました。なんだ音楽じゃなくてエロじゃんって?まま、ご勘弁を。

MB

イタリアのインダストリアルノイズ王マウリツィオ・ビアンキのボックスセットです。ノイズっていうと馬鹿にされがちですけど、立派に現代音楽なんですよね。フランスのアート・ゾイドとかベルギーのユニヴァル・ゼロっていうチェンバー・ロックにも近い。カンタベリーなんかはジャズなんですが、この系列にも近いものもある。めんどくさいからロックはロックでいいんじゃないの?って思います。ま、僕はプログレって言っちゃいますけどね。ロックでいいですよね。