ジャガーズ岡本信さん死す | 湯島の夜/湯島本店 Night Of Yushima

ジャガーズ岡本信さん死す

60年代GSブームの時代に、人気があった(らしい)ジャガーズの岡本信さんが自宅の浴室で死亡しているのが発見されたそうだ。


享年59歳だそうだ・・・ん? 湯島は52歳だから、年齢的にはそんなに変わらないわけだ。年が近いね。僕が10歳くらいの頃に彼らは17歳くらいでデビューするわけだ。ふーん・・・湯島ってやっぱし老人よね。


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小学生だった湯島は、「男のくせに髪の毛伸ばして女みたいにクネクネしている」GSが大嫌いだった。湯島のガキの頃には音楽なんか興味もなかったのである。


上の写真はWOWOWで放送されたジャガーズの映画「進め!ジャガーズ 敵前上陸」より・・・。アコギ弾きながら「若さゆえ~~」と歌う岡本さん。ギターの音と歌が合ってないからギターは誰かが弾いてるんだろうけどさ。演技は下手だが容貌は今のイケメンなんかにはない“王子様のような気品”が感じられる。


この映画はてんぷくトリオや中村晃子、レイコ・ミツコ、パンチガールズ、尾崎奈々、円楽師匠、内田朝雄などが出演した内容もシュールで危ない匂いがするサイケデリックなあるようでないような内容・・・。後年にカルトな映画と言われるのは納得である。しかも、僕が神奈川に引っ越してきたときには存在していたが数年で消えた「横浜ドリームランド」が舞台となっており、時代の記録としても必見の名作である。


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NHK BSのGS特番に出演時の岡本さん。最近では「懐かしの歌声」的な番組にはジャガーズ代表としてひとりだけ出演していた。他のメンバーはそれをどう思っていたのか知る由もない。


このときにゴールデンカップスとして、エディ藩、ミッキー吉野、マモルナヌーに・・・ルイス加部さんたちが出演していた。この人たちの歌唱力や演奏力って他のGSの人たちとレベルが違うよね。淡々とベースを弾いているルイス加部さんは、かっこいい。ジョニー・ルイス&Char時代を懐かしく思い起こすのであった。というより、僕がベースを弾き始めた時に彼の教則テープを買って一生懸命に練習に励んだのが懐かしいな。


あ・・・岡本さん・・・合掌である。